マツダ CX-5
CX-5がデビューする前のマツダの株価は右肩下がりで低迷状態にありました。しかし、マツダは社運を掛けてスカイアクティブ技術を初めて搭載したCX-5を世に送り出しました。その後、CX-5のヒットと共にマツダの株価はみるみる上昇していったのです。
その頃に読んだ雑誌に書いてあったのですが、「今このタイミングで世に出したいマツダ」と「まだ、もっと完成度を上げてから世に出したい技術者」の葛藤があったそうです。
CX-5がデビューしてから今年で早5年が経ちあらゆる部分が進化しました。
特に、ハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させる「G-ベクタリングコントロール」はCX-5のコーナーリング時のロールを減少させ、スムーズな走行を可能にしています。
この「G-ベクタリングコントロール」は他のアテンザなどの車種にも搭載されていますが、SUVで背の高いCX-5が一番効果を体感でき、1クラス上の車の上質な走りになっているのは間違い無いでしょう。
今回ご入庫いただきましたCX-5は「チタニウムフラッシュマイカ」というカラーで、濃い茶色の様なとても渋くてカッコイイ色です。
カタログやHPなどで見るより、実際に見る「チタニウムフラッシュマイカ」はとても綺麗な発色でちょっと感動を覚えます。
それにしても、現行CX-5はメッシュ状のフロントグリルがとても細かくコーティング屋泣かせです。
逆を言うと、普段の洗車では洗いづらく落としきれない汚れが溜まりやすい部分と言えます。
ですので、この様な細かな部分も一か所ずつ丁寧にコーティングを行う事によって、日々の汚れを少しでも溜まりにくく、そして、少しでも落としやすくします。
マツダの塗装は新車時からクリア塗装のクスミが強い傾向にありますが、その分、下地処理に時間を掛けてしっかりと磨き込む事によってクスミが取れ輝きが増しコーティング後の仕上がりが全然違ってきます。
ただ、磨きを行うと言ってもただ闇雲に磨くのではクリア塗装にダメージを与えてしまいますので、当グループでは独自の下地処理技術「リボルト
アジャスト
システム」を駆使し、最小限の磨きでクリア塗装をほとんど削る事無く車本来の輝きを引き出していきます。
その後にガラス濃度100%の「低分子型・完全硬化型ガラスコーティング剤 リボルトプロ」をたっぷりと塗り込む事によって更なる艶と撥水効果を与えます。
コーティングで艶を手に入れた「チタニウムフラッシュマイカ」はどこか風格が漂って見えました。
今後は当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用してセオリー通りの洗車をして頂ければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命頂きまして、誠にありがとうございました。