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2019年12月で販売が終了してから2年以上経ったトヨタマークXですが、中古車市場では新車価格よりも高値で取引される個体もあるくらい未だに根強い人気の車です。
確かにこのカッコイイデザインでV6の3.5リッターFRでMT設定も有るときたら車好きは欲しくなる車だと思います。

今回施工のマークXは中古で購入された車両ですが、カラーが202ブラックになります。
もはや「中古車＋202ブラック＝傷だらけ」という方程式が成り立ってしまうのではないかと言うくらい中古202ブラックは必ず傷が沢山入っています。
しかし、気に入ってやっと手に入れた車ですから奇麗にしたいですよね。
前オーナーさんがどの様な洗車をどれくらいの頻度で行っていたかによって中古車のボディーの状態は大体決まってきますが、今回のマークXは洗車傷多めで年式の割にはシミは少なめだったので、「定期的な洗車は行っていたものの洗い方はちょっと雑」といった感じでしょうか。

磨きの工程で洗車傷はほぼほぼ消えますが、深い傷は完全に消す事は出来ません。
それでも細かい傷が消える事で艶が全然変わります。

このもや～っとした塗装表面から磨きでツルっとした塗装表面に変わります。

ドアバイザーも同じですね。

磨くだけで曇りが取れて艶やかになります。

どんなに良いコーティング剤を使用しても下地処理が適当であれば仕上がりはそれなりです。逆に市販の簡易的なコーティング剤でも下地処理がしっかりしていればそこそこ綺麗に仕上がります。

今回のマークXはこだわりカスタムが各所に見受けられ、本当に気に入って購入したという事が良く伝わる車両でした。

今後は当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用してセオリー通りの洗車をしていただければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命いただきまして、誠にありがとうございました。