BMW 320dツーリング
富谷市からお越しのI様BMW320dツーリングは一番実用性に富んだ車が引きめきあうDセグメントに位置し、320dツーリングのサイズを国産車で例えるとレヴォーグにかなり近いサイズになります。3シリーズツーリングは一見普通のワゴンですが、前後の重量配分が50:50というあたりは走りに妥協しない感が伝わって来て「さすがBMW!」といった感じです。
今回施工の320dツーリングは「リボルト・プロ」と「窓ガラス撥水加工」でご用命いただきました。
BMWのコーティング施工の際に感じるのが「塗装が硬い」という事です。トヨタなどの自己修復塗装はとても柔らかく傷が入りやすいのですがBMWはその逆です。・・・という事は傷が入っている時点で深い傷確定という事になります。そして塗装が硬いので磨いてもなかなか傷が消えてくれません・・・
BMWのアルピンホワイトはソリッドカラーなのでメタリックが入っている白よりも傷が見えやすく追いやすいです。が塗装が硬く簡単には傷が消えてくれないので少しずつ時間を掛けて磨きを行います。その分国産車より時間は掛かりますが、クォリティー確保の為には時間は惜しみません。
研磨力の強い機械で磨けは確かに早いのですが、目に見えない細かな磨き傷が残ってしまい当店の求めるクォリティーにはなりません。
なので心の目で見えない傷を追って磨き、最高の艶を引き出してその後にガラス皮膜で全体をコーティングします。
この白い車の濡れた様な艶は下地処理無しには得る事の出来ない艶だと私は思います。
時間を掛けて磨いていると車が答えくれている様な気がする時があります。「気持ちいいよ」って・・・
今後は当店からお渡しておりますメンテナンスキットを利用してセオリー通りの洗車をしていただければ、長期間にわたり美しい状態を維持できると思います。
この度はご用命いただきまして、誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2022年9月
- 施工内容:
- リボルト・プロ窓ガラス撥水加工